エピジェネティクス

提供: JSCPB wiki
2010年10月13日 (水) 12:47時点におけるJSCPB-pros (トーク | 投稿記録)による版
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人間はヒトという同じ種であっても,一人一人外見上の違い・個性がある.この多様性はどうして生まれてくるのか.それには,主に3つの要因が挙げられる.1つ目は外的な環境要因.2つ目はヒトの設計図であるゲノムDNAの違いである.ヒトでも,ヒト以外の生物でも,任意の二つの個体でゲノムDNAの塩基配列を比較すると,1000個に1個の割合で塩基の置換が起きている.そして,3つ目の要因がエピジェネティクスである.エピジェネティクスとは「ゲノムDNAの塩基は入れるパターンには影響を与えることなく,遺伝子の発現や機能を調節する仕組み」を言い,もともとは発生学の分野から生まれた概念である.ここでは,近年,行動学や神経生物学にも取り入られてきているエピジェネティクスについて紹介する.